皆さまのお正月はいかがでしたか?
ゆっくり休んだり、なかなか会えない方と会ったり、いつもとは違う粛々とした気持ちになったり…お正月を特別な日として過ごされた方も多かったのではないでしょうか。
私も同じです。
お正月を特別な気持ちで迎える行為は、何というか自分が日本人だと感じる瞬間でもあります。
お正月だから食べるものも、たくさんありますね。
お雑煮に御節…地域や家庭によってもいろいろです。
今日は今年特に私が意識していただいた「黒豆」について考えてみたいと思います。
テーマは「黒豆」!
◾️黒豆はどんな豆?
黒豆は大豆です。いわゆる「黒大豆」。

大きな粒の丹波の黒豆が有名ですが、黒大豆であることは変わりません。ただ、「丹波黒」や「黒大豆」と呼んで、他の豆と区別するともあります。
黒豆で注目したい成分といえば、アントシアニン!
黒豆の色素です。アントシアニンはブルーベリーやナス(皮の部分)に含まれる紫色の色素のこと。
眼精疲労に効果を期待できる成分として、ご存知の方も多いでしょう。サプリメントにも使われていますね。
◾️若さをキープするなら、やっぱり黒豆
先程ご紹介したアントシアニンは、抗酸化作用があることにも注目です。私たち人間は酸素を必要としていますが、同時に酸素によって身体が少しずつ酸化していきます。この酸化を別の言葉で表現すると「老化」となります。

つまり、人間は「オギャー」と生まれて呼吸を始めた瞬間から老化を始めているという訳です。
アントシアニンには身体の酸化を防ぐ効果を期待できる訳です。アンチエイジング!
なんてステキな響きでしょう。アンチエイジング‼︎
◾️ゆるベジらく膳的 黒豆の栄養
薬膳では、黒豆は大豆として考えます。

大豆は「平・甘」。
胃腸を健やかにしてくれます。胃腸をいたわることで、消化を促したり食欲を刺激したりできます。そこから体力増強にも繋がります。薬膳視点から言っても、黒豆は優れた食材です。
私が今年のお正月にせっせと黒豆をいただいたのは、もっと別の理由です。
◾️林的 黒豆注目ポイント
そもそも御節に黒豆を入れるのは「まめまめしく働けるように」という意味が込められているから。
どちらかと言うと(言わなくても)怠け者の自分を自覚していますので、「まめまめしく」という言葉や姿勢にとても心惹かれたのです。
私の周囲には幸い「まめまめしい女性」がたくさんいらっしゃるので、お手本はたんとあります。これってすご~くラッキーなことですよね。
まめまめしく。
うんうん、大切です!
大切にしていきたい言葉です。
