日本で唯一の「ゆるベジらく膳料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
今日のテーマは「スパイス」ではなく、「食べた!」です。
■外食も大切だと思う、この頃
レッスンを受講される方によく質問される言葉のひとつが、これ。
「外食なんてしないでしょう?」
これは友人にも尋ねられる質問です。
堪えは「NO!」です。
しますよ、外食。
もともとそこまで外食派ではありませんでした。会社員時代は撮影や外勤、出張などで外にいることがわかっているときは別として、お弁当を作っていました。今も、レッスン後の試食は皆さんとご一緒にとることも多いです。さらに、家で一人で仕事をしているときに関して言えば、試食の日は作ったものを食べています。原稿やレシピを書きといったパソコン仕事をしているときには、残り物をアレンジして簡単に済ませることが多いです。お恥ずかしいのですが、結構手抜きです。
でも、最近はわざと外で食事をするようにしています。
インプットは大事だなぁ、と思うから。
食には流行があります。
たとえば最近だとタピオカがきていますよね。ちょっと前から長く続いている低温調理もそうかもしれません。古くはナタデココやティラミスもそうでしょうか。
ブームになって、その後見られなくなったり、見かけはするけれど少数派になったりするものもあります。あるいは、定番として存在感を増すものもあります。
どちらにしろ、食や栄養に関する考え方も含め、流行はあります。
わたしのように食に関する仕事をしていると(料理だろうが書くことだろうが)、流行を知っているって大切です。知ったうえで取り入れるか、取り入れないかはあってもよいのですが、知らないままスルーはちょっとイタイかも、と思うのです(あくまでも個人的な意見です)。
だから、意識して出るようにしています。
打ち合わせがあれば、ランチタイム前後で設定してついでに気になるお店に寄ってみるなどしています。
そこで、「ほうほう」となり、自分の料理に取り入れるエッセンスをいただくこともあります。いずれにしろ、インプットは大切だなぁと思っています。
というわけで、本日は外ランチでした。
■今日はスパイスをテーマにお店をチェック
ちょうどカレーレッスンをやっていることもあって、わたしの興味はスパイスへ。
カレーの食べ歩きは、少し前にかなりやったので(ちゃんとレッスン前には研究していますよ)、「スパイスでもカレーな気分じゃないのよねぇ」とウロウロ。
天神の地下を歩いていてふと目についたお店は、ベーカリー。
レストランが併設されているので、レストランメニューも店頭に置いてありました。チラリとのぞいてみると、「スパイシー」の文字。
よく読むと、つなぎを使わずに作ったミートボールをスパイスを効かせて仕上げたとのこと。トマトベースだろうことも想像できました。
「トマトとスパイスって合うよね。つなぎなしも気になる…」と、好奇心を刺激されたので入店。
ひとりで、「ほうほう」だの「ふむふむ」だのしながら食べているオバちゃんは、かなり怪しかったのではないかと思います。でも、とても美味しかった!
■スパイスは奥が深い!
しばらくスパイスの復習と研究をしていたので、だいぶ詳しくなっていて、お店で使用しているスパイスも想像しながら食べました。
当然ですが、スパイスは単体で使うよりも複数使ったほうが味は複雑になり、香りも豊かになります。個々のタイプ(香りが強い、色がつくなど)は決まっていますが、●●と△△を組み合わせてはいけない、あるいはAとBは必ず一緒に使わなくてはいけない、といったルールはあるようでありません。
スパイスを使うと聞くと、皆さん一気に「難しいのでは」と身構える傾向にあると感じていますが、先ほど書いたようにルールはあるようでないので、自分仕様でいくらでも自由に使って構いません。自由です。
とはいえ、初めて扱うとなるとドキドキされるだろうとも思います。そこで、おすすめしたいのが、少量ずつ挑戦するということ。
大量に使うときつくなってしまいますが、少量ならマイルドで失敗の可能性も低くなります。
それと、スパイスは香りや味を決めるものではありますが、甘みや塩気を加えるものではありません。スパイスを使って調理すると、意外と「味付け」を忘れる(または少量過ぎてしまう)方もいます。そこはちょっとだけ「味をつける」と意識してみてください。
こういったスパイスのお話はベジ楽のカレーレッスンでもお聞きいただけます。
まだ残席があるので、ぜひいらしてくださいね。
■トマトはオイルと一緒がおすすめ!
今回の料理もトマトとオイルを一緒に調理していました。
トマトは加熱することで細胞壁が壊れます。すると、トマトの赤い色素である「リコピン」が流出します。しかも、このリコピンは「脂溶性」といってオイルに溶けやすい性質があります。
つまり、加熱してオイルと一緒に調理することで、リコピンの吸収率がぐーっと高くなります。
なお、このリコピンは抗酸化作用成分です。つまり、身体の錆(=老化)を防ぐ、アンチエイジング効果を期待できます。嬉しいですね。
ぜひ、オイルと共に調理してたっぷり召し上がってくださいね。
さて、ベジ楽ではブログに書かれいるような野菜や食材に関するマニアな話を毎週火曜日に配信しています。2019年7月現在、お友達登録をしてくださった方全員に「ミニ体質診断チェックシート」をプレゼントしています。診断結果をトーク機能からお教えください。結果に基づいて、おすすめの野菜や食材についてさらに詳しい情報を動画にて無料でプレゼントしています。

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