日本で唯一の「ゆるベジらく膳料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
今日のテーマは「出版記念パーティーへ行ってきた!」です。
Contents
■朝から飛行機
先日、早朝便に乗って羽田へ向かいました。
目的地は茨城県の守谷市です。
目的は、出版記念パーティーに出席すること。
わたしにとって守谷はまったく縁のない土地ではありません。
しかし、皆さんの頭の中には「なぜ、出版記念パーティー?」という一文が浮かんでいるのではないかと思います。
わたしと出版記念パーティーとの関係について書くところから始めましょう。
■伝えるために言葉を使う
以前、こちらのブログでもご紹介したことがあるのですが、わたしはベジ楽として「ゆるベジらく膳料理」をレッスンしています。その一方で、食や農に関する原稿も書いています。
全然関係のないお仕事のように感じられるかもしれません。しかし、わたしにはとても近いことだと思っています。
野菜の魅力を伝えるのに、レッスンにご参加くださっている方にお話をしたり、調理をしたりします。「伝える」ために「言葉」を使います。
原稿の仕事も同じで、「伝える」ために「言葉」を使います。
伝えたいことがあるから、言葉を使う。
これが、最大の共通項。そこに、「なにを」伝えるかが大切になってくるのですが、どちらも「食」や「農」に関係しています(もっともたまに関係ないこともありますが、それはそれとして)。
出版記念パーティーの話に戻りますと、今回は「書く」ということを通じて「伝えることをお手伝い」させていただいた、というわけです。
お手伝いさせていただいた方は、けいてぃーさんこと須崎桂子さん。
千葉県柏市でナチュラル薬膳カレッジを主宰されている薬膳の先生です。講師として魅力的なことはもちろんですが、わたしはけいてぃーさんご自身がとても好きです(愛の告白みたいですね)。
今はとても便利ですね。パソコンの画面を通じてたくさんの方とお話することができますから。けいてぃーさんとも画面を通じては何度も、何度もお目にかかっています。実際にお目にかかったのは、まだ2回です。
いつでも、とてもたくさんのパワーをいただいています。そして、とても真っすぐな方だと感じています。とっても気持ちのよい方です。
けいてぃーさんのもとに集まる生徒さんたちは、皆さんとても熱心に薬膳を学ばれます。その生徒さんたちのために、けいてぃーさんはご自身の知識や経験をテキストにまとめられています。1冊目はすでに出来上がっていたので、わたしはひとりの読者として拝読しただけでしたが、今回2冊目をまとめられることになり、そのお手伝いをさせいただいた、というわけです。
わたしは、出版社以外の勤務経験がないので、他業界について語ることができません。しかし、それぞれの業界特有のルールや表記があるのはわかります。きっとあるだろうな、と。
出版用語も同じです。独自の言い回しがあったり、特有の校正記号があったりします。どれも難しいことはないのですが、それでも独特です。
だから、今回のお手伝いは出版社さんと著者であるけいてぃーさんの間の通訳のようにお手伝いさせていただきました。
そのご本が完成したことを記念するパーティーです。これは、飛行機に乗ってもいかなくちゃ、と思いました。
■「行けない」のか「行きたくない」のか、それとも「行く」なのか
以前のわたしだったら「●●があるから行けない」と、行けない理由を探していたかもしれません。実際、パーティーがあった日はムスメのドッチボール大会の日でもあったので、行けないという理由がないわけではなかったのです。
でも、師匠の高橋貴子先生(もう師匠以外の呼び方がわからない…)「移動して、人に会う。移動して、学ぶ。これを怠ったらいけないし、動くことでいろいろなことが動き出すから」という言葉を思い出したのです。師匠の言葉はときどき、迷っているわたしの頭にドーンと響きます。それこそ、雷のように(笑)。
だから、結果的に行けたのだと思います。
余談ですが、皆さんも師匠という呼び名でなくてもいいのですが、もし「すごーい」と心が動かされる方に出会えたら、とてもラッキー。けいてぃーさんの言葉をお借りするなら、ぜひその方を「まねぶ」といいと思います。
まねぶ=真似をして学ぶ
けいてぃーさんとわたしの師匠は同じで(わたしたちは姉妹弟子です)、けいてぃーさんが師匠をまねぶ様子を拝見して、わたしはそのけいてぃーさんをまねぶ、というわけです。
■文章は人柄が出る
わたし自身の文章はわからないのですが、たいていの場合、文章には書いている方のお人柄が出ます。よほど上手に隠す方もいらっしゃいますが、レアケースです。いわゆるプロの物書きレベルだと思ってください。もちろん、書類など形式が定まっているものだとパーソナリティーがわかりにくいのですが、これは例外として。
単なるメモでもお人柄が出ることもあって、おもしろいなぁと感じます。
今回のけいてぃーさんのご著書にも、当然ですが、けいてぃーさんのお人柄がじわじわにじんでいました。行間に感じる、と言い換えても構いません。
わたしは、先ほど書いたようにお目にかかった際のけいてぃーさんが大好きでもあるのですが、文章からにじむお人柄のファンなのです。
誠実で、優しくて、そしてオチャメな一面もある。
そんな文章でした。
ナチュラル薬膳生活を広めようという気持ち。生徒さんがわかりやすいテキストをつくりたいという気持ち。皆さんの健やかな暮らしをサポートしたいという気持ち。
これらがギュギュッと凝縮されています。それは、たぶん「愛情」とおきかえてもいいもので、優しさがいっぱいの本です。
ひとりでも多くの方にお手にとっていただきたいな、と思っています。そして、けいてぃーさんの愛情をストレートに受け取ってくださる方がたくさんいるといいなとも。そして、絶対そうなると信じてもいます。
こちらのご本に関してのお申し込み、お問合せはこちらまでお願いします。
■お手伝いできてラッキー
多くの人のお役に立ち、暮らしを支えるご本を世に送り出すために、わたしがお手伝いできたことはとても嬉しいことです。と、同時にありがたいことだなぁと、しみじみ思っています。
きっかけをくれた師匠には感謝しかありません。
この場を借りて、ありがとうございます。
■守谷も柏も縁があるかも⁉
先に、守谷という土地をまったく知らないわけではない、と書きました。
わたしは中学、高校をつくば市で過ごしました。とくに高校時代はつくば市から違う市町村まで電車で通学していたので、ほとんどの時間を学校のあったエリアで過ごしました。
実際に地元の友人がいない学校へ進学したことも、地元から意識が離れた理由のひとつです。
その学校には、かなり広範囲から生徒が通っていたので、自然と友人たちが暮らす街について知ることにもなりましたし、時折遊びに行くこともありました。
守谷も柏のそんな友人たちが暮らしていた地域のひとつです。
当時、守谷は関東鉄道しか路線がなかったので(これで年代がかなりばれますが。もっとも隠すつもりもないけれど)、電車ではない乗り物(ディーゼルでした。今もそうかな?)がとてもおもしろく感じたのを覚えています。「へえ、パンタグラフがないんだ」と。
柏も同じように、放課後ちょこちょこ遊びにいったり、文化祭の材料を友人たちと購入しに行ったりしました。懐かしい!
今回は柏には寄りませんでしたが、それでもけいてぃーさんが日頃レッスンをされている場所が柏だと伺い、勝手にウキウキしていました。
皆さんには、そういう場所がありますか?
なんとなく縁がある場所。縁としか呼びようがない場所。
わたしはあります。
先ほど書いた守谷や柏もそうですが、福岡もそのひとつ。
実は、現在の住まいは福岡で4か所目の場所。なんだかんだと、縁があるのだろうなぁと感じています。皆さんにとって、ベジ楽がそういった場所になれば、本当に嬉しく思います。
最後は自分の話になってしまいました。
■お食事も美味でした
パーティーのお楽しみは、師匠とけいてぃーさん、同じ師匠についている姉弟子たち(皆さん、わたしの先輩です)にお目にかかること。
そして、食いしん坊のわたしはお食事を楽しむこと。
今回のパーティー会場は、コワン ドゥ フルノー。
けいてぃーさん一押しのフレンチレストランです。お料理の先生(しかも中医学をしっかり学んだ薬膳の先生)がイチオシ…もうそれだけでワクワク度マックスです。
お料理はいずれもとても美味しかったです。
わたしの好きなお店リストに追加決定です。もし、こちらのブログを読んでくださっている方で「ええー、行きたーい!」と思われた方はぜひぜひ!
■お守りを入手
今回のパーティーで、わたしはわがままをいって師匠と写真を撮ってもらいました。わたしにしてはかなり珍しいこと(もともと写真は苦手です)。
お守りを入手して、ますます元気。ますますパワーアップ。
そして、野菜のマニア街道を走ります。
わたしが語るマニアックな野菜トーク、野菜を知ることで生まれる料理が、皆さんが元気よく過ごすのにお役に立てたらとても嬉しいです。
ベジ楽ではブログに書かれいるような野菜や食材に関するマニアな話を毎週火曜日に配信しています。2019年7月現在、お友達登録をしてくださった方全員に「ミニ体質診断チェックシート」をプレゼントしています。診断結果をトーク機能からお教えください。結果に基づいて、おすすめの野菜や食材についてさらに詳しい情報を動画にて無料でプレゼントしています。

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