日本で唯一の「ゆるベジらく膳やさい料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
そして、最近は「新感覚!食べるダイエット」に挑戦中のダイエットチャレンジャーでもあります。
今日のテーマはダイエット編。
「40代のダイエットを成功させるために禁酒は要らない! 飲んでもいいアルコール7選&ダイエットの敵3選」です。
Contents
■ダイエット中でもアルコールは飲めます
結論から言ってしまえば、「40代のダイエット成功のために禁酒は要らない!」です。
こちらのブログでたびたび書いていますが、ダイエットにはいろいろな考え方やアプローチの方法があります。当然、アルコールはよろしくない、という考え方もあります。
ただ、わたしの個人的な見解でいうと、「アルコールは選んで飲んでヨシ」です。さらにつっこんで書くと、「ときにはハメを外して飲んでヨシ!」です。
ただし、選んで飲んでください。
ここでのポイントは「選んで飲む」です。
なにを飲むか、そして、どのくらい飲むかに留意すれば、飲み会もOK! さ、飲もう! といってもよいのです。
■ダイエットにおすすめのアルコール
わたしが自身が実践し、皆さんにもご提案しているダイエットは、夕食時のみ、糖質を意識した食事をするもの。
アルコールに関しても、糖質を意識して選んでいただきたいと思います。
ただ、食事に関しては「夕食のみ」といえるのですが、アルコールは昼間だからといって「ザル」ならぬ「枠」になって飲んでもよい、という訳ではありません。1日のどのタイミングで飲むとしても、もやはり糖質を意識していただきたいのです。
飲むときには、昼夜問わず、なにを飲むか、とくに糖質量の少ないものを意識して選びましょう。
糖質が低いおすすめのアルコールは次のとおりです。
- ウイスキー
- ウオッカ
- 焼酎
- ジン
- ブランデー
- ラム
- 糖質ゼロの発泡酒や日本酒
とくに最後にあげた「糖質ゼロの発泡酒や日本酒」は、各メーカーがいろいろな商品を提案しています。
アルコールが好きな方は、毎日でなくても時折こういった商品をじょうずに組み合わせて糖質量をコントロールするのもおすすめです。
■できれば避けたいNGアルコール
先に飲んでも大丈夫という比較的糖質量の低いものをあげました。
一方で、糖質量の高いものもあるのです。いわゆる「ダイエットにおいてはNGですよ」というもの。美味しいとか美味しくないとか、身体に悪いとか、そういうことではありません。そこは誤解をしないでくださいね。
単純に糖質が高いから、ダイエットには不向きだ、ということです。
- ビール!
- 梅酒!
- カクテル!
ダイエットの3大敵!
この3つは本当に危険です。
具体的に数字をあげてみましょう。
先に書いた「飲んでもいいよリスト」にあるアルコールの糖質量は、
ウイスキー(シングル30グラム)=0グラム
ウオッカ(シングル30グラム)=0グラム
焼酎(1合180グラム)=0グラム
ジン(シングル30グラム)=0グラム
ブランデー(シングル30グラム)=0グラム
ラム(シングル30グラム)=0グラム
糖質ゼロの発泡酒や日本酒=(商品によって違いがあるものの)0~3グラム
です。
これにくらべると、ダイエットに不向きな3つのアルコールは
ビール(商品によって多少の違いはあるものの350グラム)=10~12グラム
梅酒(シングル30グラム)=6.2グラム
カクテル(商品によって多少の違いはあるものの350グラム)=13~16グラム
どうでしょうか?
数字にすると、意外と差がないと思われたかもしれません。
ただ、これが習慣化すると(週に数日飲むようになり、しかも2~3杯くらい飲まないと満足できない状態になると)積み重ねた数字の違いが大きくなってきます。
積み重ねた数字は、極端な言い方をすれば、脂肪の積み重ねに繋がるのです。恐ろしい…。
ワインなど、こちらでご紹介していないものは、NGでもなければOKでもない、ちょうど中間のアルコールだと思ってください。
ただし、ワインの場合は「赤ワイン→白ワイン→ロゼ」の順に糖質量が増えますので、注意してください。飲むなら赤ワインがおすすめです。
そして、アルコールを楽しむ際に無視できないのが、「肴」と呼ばれる「つまみ」や「アテ」のたぐいです。
アルコールによってそれぞれ美味しい組み合わせが違いますが、アルコールそのものに注意を払ったとしても、ついうっかりしてしまうのが「肴」。
続いては、なにを組み合わせるかについてもご紹介します。
■ダイエット中でも飲みたい人におすすめの酒の肴
アルコールを飲んでいるときに、とくに注意したいのが「肴」です。
アルコールは舌を微妙に鈍らせるので、味が濃くなりがち。塩分過多になりやすいので、注意が必要ですが、それ以上に糖質視点を忘れないようにしたいものです。
おすすめなのは、次のとおり。
- キノコ類
- ナッツ
- チーズ
キノコ類は、食物繊維が豊富です。加熱する必要がありますが、電子レンジでチン!とすれば食べられるのも魅力です。
バターやオリーブオイルでさっと炒めるのも美味。ごく短時間で調理できるうえに、もともと旨味があるので、調味料に凝らなくてもいいのも魅力的です。
ナッツ類の魅力は糖質の低さです。
ひとくちにナッツと言ってもいろいろありますが、おすすめはアーモンド!
渋皮部分にはポリフェノールも含まれており、アンチエイジング効果を期待できるという意味でもおすすめです。
最後にチーズ。
チーズはタンパク質がしっかり含まれていますが、なにより糖質がほぼゼロ! おすすめです。
家で飲む場合は、このように肴を選べますが、問題は外食する場合です。
以下は、外食でおすすめの肴についてあげてみました。
焼き鳥…ただし、塩で。たれはどうしても甘みが強く、糖分が高くなりがちです。塩を選びましょう。
刺身…基本的になんでもOKです。
枝豆…これもOK! 枝豆は糖質が低めでおすすめ。
からあげ…△です。タンパク質はとれますが、衣が意外と糖質を含んでいることも。衣をはがして食べてもいいのですが、何人もでお食事を楽しむようなケースではあまりお行儀がよくありません(という印象を与えてしまいます)。からあげもいいのですが、チキンソテーのほうがよりおすすめです。
もろきゅう…おすすめです。野菜が少なくなりがちな外食メニューではやや貴重な存在。キュウリには糖質が含まれますが、それでも避けるほどではあません。
冷奴…これもおすすめ! かなりいいですよ。
反対にNGなのが、ポテトサラダやポテトフライといった芋を使った肴です。
イモ類は基本的にコンニャクイモ以外は糖質がとても高いのでおすすめできません。
いわゆる居酒屋メニューが強いことがおかわりいただけたと思います。
大勢でワイワイと楽しむような場合、自分だけが食べたいものを主張するのは難しいこともあるでしょう。それでも、上記にあげたものを1品か2品「これも頼みたいのだけれど」と言葉を添えて、オーダーを追加してもらうのはアリだと思います(比較的万人受けしそうなものが多いので、大丈夫ですよ、きっと)。
■シメ飯に注意!
最後にいちばんダイエットにダメなものをあげましょう。
それは、飲むことではなく、「シメ飯」です。
わたしも20代のころに経験があるのですが、お酒を飲んだ後(といってもわたしはもともとほとんど飲めないので量としてはごくわずか)に「ラーメン」や「おにぎり」「うどん」といった「シメ飯」と称する炭水化物をとってはいないでしょうか。
飲んだ後にこういった「塩気のある炭水化物」を欲しくなる方は、少数派ではないと思います。わたしも(飲めませんが)、飲んだ後は食べたくなる、という心理はわかります。
心理と書きましたが、実は「シメ飯=ラーメン」を欲するのは、ごく自然なことでもあるのです。
わたしたち人間には、アルコールを摂取した後、アルコールを分解するために身体が…とくに肝臓が…がんばります。
このとき、糖を使います。ラーメンの麵は糖です。だから、身体が糖の減少を自覚して、自然と糖を欲してしまうのです。
さらに、ラーメンのスープも問題です。スープのだしはイノシン酸たっぷり。
イノシン酸とは、うまみ成分のこと。これが、酔った身体に美味しく感じます。
それだけではありません。肝臓がアルコールを分解するのに、イノシン酸が必要だと主張する専門家もいるのです。
これだけ条件がそろえば、「ああ、やっぱりシメ飯はラーメンがいい」と納得してしまうかもしれません。
が、しかし!
ラーメンは危険です。なぜなら、麵がどっさりたっぷりの糖質だからです。
深夜の糖質は、ダイエットの敵でしかありません。
ここはグッと我慢してくださいね。
でも、どうしても麵類が食べたくなったら、「低糖質」もしくは「糖質ゼロ」と表示されたダイエット麵を使ってください。もしくは、しらたきを麵の代わりに使うのもおすすめです。
わたしは下戸なのですが(少量で酔えます。そして、1杯程度飲むと蕁麻疹が出ます。これが本当に痒くて苦手です)、シメ飯にラーメンをチョイスするのは大好き。
しかしながら、先ほど書いたように危険ゾーンを大きく超えている食べ物だと自覚しているので、最近は選んでいません。
もし、ダイエットをしたいと思われているなら、ぜひお控えください。我慢です!
■40代のダイエットを成功させるために禁酒は要らない! 飲んでもいいアルコール7選&ダイエットの敵3選 まとめ
ダイエットというと、つい「禁酒しなければ成功できない」と思いがちです。しかし、ベジ楽が提案している「新感覚!食べるダイエット」では、禁酒は要りません。
その代わり、なにを飲むかを選ぶことが大切です。
もちろん、浴びるように記憶をなくすまで飲むのはNGですが、まあ学生ではないですし、40代のオトナはそのような飲み方はないだろう、という前提がありますが。
(ええ、記憶をぴょんぴょん飛ばしていた20代は黒歴史です)
こちらの記事でご紹介したダイエットにおすすめのアルコールは次の7つです。
- ウイスキー
- ウオッカ
- 焼酎
- ジン
- ブランデー
- ラム
- 糖質ゼロの発泡酒や日本酒
とくに最後にあげた「糖質ゼロの発泡酒や日本酒」は、各社さまざまな商品を出しているので、自分の好みを探しやすいですよ。ぜひ酒屋などをチェックしてみてくださいね。
さらに、飲むと危険なアルコールは次の3つです。
- ビール!
- 梅酒!
- カクテル!
これらはいずれも糖質が高めです。
ダイエット中はできれば我慢してくださいね。とはいえ、どうしても飲みたい場合は200mlくらいを目安に飲んでください。それ以上飲みたいときには、前日や翌日に糖質を調整するようにしましょう。
お楽しみをゼロにする必要はありません。
自分が口にするものの正体をよく見極めて、罪悪感なく楽しみましょう。
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