日本で唯一の「ゆるベジらく膳やさい料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
そして、最近は「新感覚!食べるダイエット」に挑戦中のダイエットチャレンジャーでもあります。
さらに書くと、実際にオリジナルメニューで腹囲マイナス10センチを達成した「ダイエットできちゃった」人でもあります。
でも、最近は「コロナ太り」なんて言葉が現実にならないように、冷や冷やしてもいます。
Contents
■アラフォーでコロナ太りが気になる方は、野菜も気になるようです。ダイエットで野菜を食べるように言われているのはなぜ?
家で過ごすようになって、ずいぶん時間が経ちました。もしかしたら、このブログを書いている数日中に事態がちょっと変わるかもしれませんが、今のところはまだ自宅で過ごす時間が多いようです。
皆さんは、「非日常」が続きすぎて、感覚がおかしくなってはいませんか? わたしの周囲にも、「当り前だと思っていたことが当たり前でなくなって、これまでの自分の感覚が何だったのだろうって感じる」と話してくださった方がいます(LINEで、ですけれども)。
仕事に行く、学校へ行く、買い物に出る、人と話す…これらがこれまでと同じようにできなくなって、わたしはつくづく人間って群で生きる動物なのだと実感しています。
もちろん、オンラインのような便利なものもありますが、それだけではね、というのが本当のところです。
最近、耳にするようになった単語のひとつに「コロナ太り」というものがあります。
運動量がコロナ騒動で減ってしまった分、太りやすくなった(あるいは太った)という意味で使われている単語です。
もっとも、コロナ以前からわたしはダイエットをやらなくちゃいけない状況だったので、わたしのダイエットとコロナ太りはイコールではないのですが。
コロナ太りにしろ、アラフォーダイエットにしろ、どちらも「痩せたい」という気持ちは同じです。違いは単にきっかけやスタートのタイミングだけで、結局のところ、アラフォー女子はきれいになりたい、のですよ。
皆さんの声に耳を傾けると、どうやらダイエットには野菜がいいと考えている方が多いようです。わたしが「ゆるベジらく膳やさい料理教室」を主宰しているから、ということもあるのですが、やはり野菜はダイエットに向いている、といえます。
もちろん、食べ方もダイエットでは重要ですが、それだけではありません。
ダイエットをしていても、わたしたち人間には必要な栄養素があります。
適度な(ここがポイント)タンパク質しかり、適度な(ここがポイント)糖質しかり、適度な(ここがポイント)脂質しかり。
そして、ビタミン類や食物繊維といったものも必要です。
最後にあげたビタミン類や食物繊維を担当してくれるのが、野菜です。
ビタミン類や食物繊維がなぜ必要なのか、ということについてですが、免疫力をアップしたり、排泄をスムーズにしてくれたりと、身体の好不調を左右する土台をつくるために必要だからと、わたしは考えています。
いわゆる健康美というのは、身体の好調なときに輝くものだと思ってもいます。
ダイエットは、基本的に身体にある程度の負荷をかけます。負荷というとマイナスイメージが強いかもしれませんが、「糖質を控える」「体脂肪を気にする」「ある程度筋力をつける」といったことです。
生活や意識を変える、という意味においてやはり肉体的も精神的にも負荷がかかるといえます。
そのような負荷がかかった状態において、ご機嫌に過ごすために、身体の好調さの土台となる野菜が力を発揮します。
わたしが、ダイエットにこそ野菜が必要だとお話する理由はここにあります。
■アラフォーダイエットの強い味方=野菜をじょうずにとり入れるコツを知る!
ひと口に野菜を食べましょう、といってもなかなかスムーズにいかないということもあるでしょう。
なにしろ、面倒!
面倒だと思っていませんか?
お弁当を買ったり、冷凍食品をチンしたり…それがよいと思っているアラフォー女性はおそらく少数派。でも、時間がなかったり、疲れていたりで、「わかっちゃいるけれど」状態になっていることが多い、という感じでしょうか。
疲れているときや、余裕がないときは、包丁を握るのもまな板を出すも面倒ですよね。
わかります、わかります。
わたしも「あああ、今日はメンドーだ! だれかごはんをつくってくれーっ!」というときもあります。そして、ついつい誘惑に負けて買ってしまうことも。
ただ、そういうときって、食事が終わる前にある種の後悔のようなものが湧き上がってくるのも事実。
美味しくない、とまでは思わないのですが、「ほんとうにこれを食べたかったのか、わたしは?」というなんともいえない疑問のようなものが湧いてきます。1日にたった3回しかない食事のチャンスを無駄にしてしまったのでは、とも思います。
だから、この記事はダイエットは
1.ダイエットをしているアラフォー女性(もしくは、これからダイエットをしたいと思っているアラフォー女性)
2.野菜は食べたいと思うけれど、面倒くさいと感じる方
3.野菜がダイエットとどう関係しているのか、疑問を感じる方
にとくにおすすめです。
■ダイエット中のアラフォー女性なら、スープかみそ汁で野菜はとりあえずいける!
アラフォー女性の場合、野菜をとろうと思っても、自分ひとりでメニューを決められないことも多々あると思います。ご家族の好みや、生活スタイルに左右されることもあるでしょう。
とくにご家族が学校や仕事で出ている場合、帰宅時間がバラバラで食事のタイミングそのものがまちまちであるケースも多い。できたてを食べてもらおうと思ったら、複数回キッチンに立たなくてはいけないこともあるでしょう。あるいは、温め直すことを念頭にメニューを考えて野菜をピックアップするかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、単純なようですが、スープとみそ汁です。
みそ汁もJapanese miso soup ですから、すべてをスープとまとめても構いません。
中と半端に残った野菜、それも複数を一度に調理できます。
豆腐や油揚げ、肉や魚…これらタンパク質も上手にとり入れることもできます。
包丁が握るのが面倒な人は、手でちぎれる野菜を使ってもヨシ! キッチンばさみを使ってもヨシ!
1.冷蔵庫にある野菜はなんでも放り込める
2.面倒なら包丁を使わずにつくれる材料を使う(キッチンバサミもあり!)
面倒なときの解決策としてまずはこの2つを試してみてください。
それでもどうしようもないとき…
ありますよねぇ、もうどうしようもないほど面倒なとき。わたしもあります。
この手の話をすると驚かれてしまうことも多いのですが、料理を仕事にしていても(しているからこそ、かもしれません)いちばん美味しいのは「誰かがつくってくれたごはん」です。さらにいうと、「誰かつくってくれないかなぁ」という気分のときは、基本的に「包丁持つのも面倒だぜ」という思考になりがち。
まあ、やりだすとそれはそれで料理する行為自体がストレス発散でもあるのですが。
というわけで、さらに面倒な気分のときの解決方法も書いておきます。
先ほど書いたように、ダイエットをしているときはとくに、そうでない方にとっても野菜は好調の土台をつくるものとしておすすめしたいのです。だから、面倒だから食べない、ではなく、面倒なときでも野菜を食べられる準備をしておくことが大切です。
■アラフォー女性のダイエットには野菜が必要! でも面倒!! そんなときのおたすけ野菜とレシピを紹介
スープにしろ、みそ汁にしろ、野菜がある程度準備されていると精神的ハードルが下がります。さらにいうと、時間的にも短縮されてラクになります。
◇ネギ
和洋中問わず使えるおたすけ素材その1として、おすすめしたい野菜です。
ネギはキッチンバサミで小口切りにしておき、冷凍保存可。使うときは凍ったまま鍋もしくはスープカップ(お椀)に直接イン!
できれば、白い部分と緑色の部分とを分けて冷凍してくださいね。糖質の話をするなら、緑より白い部分のほうが糖質が高いので、夕食には緑色をメインで使ってください。
◇パセリ
これも面倒なときのお助け野菜としておすすめです。パセリはまとめて鮮度のよいものを購入してください。
洗って水気を切ったら、そのまま食品の保存袋(単なるビニール袋でも可)に入れて冷凍します。
コチコチに凍ったところで、いったん取り出し手で袋の上からガシャガシャと握りつぶしてください。これであっという間にパセリのみじん切りが完成です。これはいろいろなものに使えるのでとても便利です。
パセリ以外のハーブ類も同じように作れます。スイスチャードやフェンネルも。
ミントはバラバラにしないでそのまま冷凍でもOKです。あるいは製氷皿に水とともに入れてミント入り氷をつくるのもおすすめ。すっきりした飲み口で、「お酒をひかえたい」ときにいいですよ。
◇青じそ
香りのよい野菜は、ダイエットの強い味方です。
なぜなら、香りがよいと満足度が高くなり、結果的に食べすぎを予防してくれます。
生にくらべると多少色がくすんでしまところが難点ではありますが、1枚ずつ広げて冷凍しておけばその都度必要な分だけ取り出して使えます。
もちろん、最初から刻んで冷凍するのもひとつの方法です。こちらも凍ったまま調理してください。
◇キャベツ
キャベツを冷凍する、ということに抵抗がある方が多いように感じます。
でも、とても美味しいです。
キャベツを生で食べたときのシャキシャキ感と、加熱したときの甘さの両方を楽しめるのです。ただし、キャベツはちょっとだけ(本当にちょっとだけ)糖質量があります。
メインにたっぷり、というよりはスープ類で野菜を補完するときにつかう、という感覚でいてください。
◇ニラ
ニラも冷凍可能です。適当な長さにザクザク切って、袋に入れて冷凍庫へ。
みそ汁やスープにニラを入れて、というと抵抗感のある方も多いようですが、美味しいですよ。ニラ玉にしてもいいです。
自然解凍をすれば、水気を切ってそのままお浸しにしても。食べ方にバリエーションがあるので、野菜を食べたいダイエット中のアラフォー女性におすすめです。
いくら面倒であっても、ダイエット中であっても、アラフォー女性から「不味いものを食べたい」という声はほとんど聞こえません。
面倒だからこそ、大人の工夫をして乗り切っていきましょう。
ダイエットをしていても、していなくても、ご機嫌に過ごすためにやっぱり野菜は大切だと、わたしは考えます。
■この記事のまとめ
アラフォー女性のダイエットと野菜の関係について書いてみました。
結論をざっくりまとめると次のようになります。
1.野菜のビタミン類や食物繊維は、きれいの土台となる好調をつくる源です。
2.身体に多少なりとも負荷をかけるダイエットには、野菜の力を借りて好調でいることが大切です。
3.野菜を手っ取り早くとり入れるなら、スープやみそ汁が便利です。
4.野菜を冷凍しておいて、調理の手間を減らしましょう。
いかがでしょうか?
アラフォー女性のダイエットは無理ながんばりは要りませんが、調子よく上手に乗り切るために野菜を利用する、くらいの気持ちが必要です。
さて、もっとゆるベジらく膳やさい料理や、この料理をつかったアラフォーのためのダイエットについて知りたい方は、ぜひラインへのご登録をおすすめします。毎週火曜日にお得な食事や野菜の情報を配しているので、自分にうれしいことを無料でゲットしてくださいね。