日本で唯一の「ゆるベジらく膳やさい料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
そして、最近は「新感覚!食べるダイエット」に挑戦中のダイエットチャレンジャーでもあります。
さらに書くと、実際にオリジナルメニューで腹囲マイナス10センチを達成した「ダイエットできちゃった」人でもあります。
でも、最近は「コロナ太り」なんて言葉が現実にならないように、冷や冷やしてもいます。
今日のテーマは「便秘」です。あまりきれいな話題ではないなぁ、と感じた方もちょっとだけ我慢しておつきあいください。
なぜなら、便秘って特別なものではなく、いつ自分の身にふりかかるかわからないくらい身近なお悩みだからです。
ただ、最初にお断りしておかなくてはいけないのが、わたしが医師ではないということです。わたし自身の経験や、野菜料理をつうじて感じたこと、得られた経験をベースに書きます。
便秘は病気ではない、という方もいらっしゃいますが、深刻な場合は医師による診断を受けていただくことがベストです。あくまでも、わたしは食養生の観点からお話できるだけなので。
日々の暮らし、日々の食事の参考にしていただけたら、とても嬉しいです。
Contents
■ダイエットをはじめたのはいいけれど、どうにもお腹がすっきりない。便秘かも…
ダイエットの経験がある方と話していると、多かれ少なかれ「便秘に悩んだ」という言葉を聞きます。
ダイエットをしていなくても、「便秘になりやすい」というお話は耳にします。きちんと統計をとったわけではないのですが、わたしの感覚だと男性より女性のほうが多いように感じます。
まあ、この手の話は同性のほうが口にしやすいので、たまたま便秘という単語使ってお話をするのが女性に多いだけかもしれませんけれど。
皆さんはいかがですか?
ダイエットをはじめて便秘を経験したことのある方と話していると、その多くが「食べる量を減らす、カロリーベースのダイエット」中に、排便のリズムが崩れたということをおっしゃるようです。
食べる量を減らすことで
1.そもそも排便できるだけの食べ物が身体に入っていない。
2.スムーズな排便を助ける食物繊維が、食べる量が減ることで少なくなっている。
わたしが思う理由は、このふたつです。
■持って生まれた体質もありますが、油断すると便秘になりやすいという方は少なくありません。わたしも旅先ではほぼ確実にアウトになります。
同じ食生活をしていても、家族間で便秘になりやすい方とならない方とがいらっしゃると思います。我が家も同じです。
便秘になるならないは、もって生まれた体質も大きく影響しているのだろうと思います。
本当に不思議ですが、同じものを食べていても、便秘知らずの人もいれば、油断するとスッキリできない、という人もいます。
環境も大きく影響すると、個人的には考えています。わたしの場合、旅行がけっこうダメになる理由かもしれません。もっとも旅行の場合は、食べるものも日常の食事とは異なりますから、環境とまとめてしまうのは乱暴かもしれません。食生活を含めての環境、といえばよいでしょうか。
旅は旅でも、海外に出るとやはり事情が変わります。
だから、便秘の経験がないわけではないのです。
わたしの場合、病院に駆け込むほどひどく病的なものでもないのですが、なんとなくスッキリしない不快感を抱えるような感じです。それでも、帰国して食事を野菜中心に変えるとリズムが戻ります。
というわけで、こちらの記事は
1.ダイエット中に便秘に悩んだことのある方
2.ダイエットはしていなくても、なんとなくお腹がスッキリしない方
3.便秘の不快感を経験したことのある方
4.できれば便秘薬にたよらずに、食べ物で解決したいと考える方
におすすめの内容となっています。
■どんな方法でも、ダイエットは身体に負荷がかかっている状態。野菜の力を借りればスッキリ解決!
ダイエットはいろいろな方法があります。正しいか、正しくないか、というよりも、その方のライフスタイルにぴったりかどうか、が重要だと個人的には考えています。
わたしは「夕食だけ糖質を制限して、野菜を意識して食べる」ダイエット方法を試していますが、すべての人にぴったりの方法ではないと思います。もちろん、何日も水以外は口にしないというハードな方法は、健康を損なう恐れがあるのでおすすめしたくはありませんが。
どのような方法をとっていたとしても、ダイエットはこれまでの生活スタイルを変えなくてはいけません。ある程度負荷がかかります。
冒頭で書いたように、ダイエット中に便秘になる方は、
1.食べすぎない=排泄するほどの量がそもそも身体に入っていない
2.食べないから、水分や食物繊維不足が足りない=排泄がスムーズにいかない
このふたつが原因として考えられます。
もし、あなたが思い当たる節があるなら、便秘を解決するために
1.食べましょう。
2.食べましょう。
ということになります。
わたしのおすすめは野菜です。
野菜ヲタクだから、というわけではなく、水分も食物繊維もとりやすいから、というのが理由です。
わたしが自分で挑戦している夜だけ糖質制限をするダイエットにおいては、糖質量が多いイモ類やカボチャなどは控えますが(食べてもご褒美的に1切れ程度です)、ホウレンソウや小松菜、ブロッコリーは食べ放題。そもそも「食べていないから便秘なる」ということ自体を防止しています。
先ほどあげた、ホウレンソウや小松菜、ブロッコリーはゴボウのように食物繊維たっぷり、といったイメージはないかもしれませんが、それでもきちんと含まれています。
ただし、水分は含まれていますが、これだけでは足りません(個人差があります)。わたしの場合は、せっせと水も飲みます。
カロリーベースのダイエットをされている方であっても、便秘は大敵。肌荒れの原因にもなるので、しっかりケアしたいところです。
その点、野菜はカロリーも低く抑えられているので、かなりおすすめです。
このように書くと、わたしがカロリーベースのダイエットも推奨しているように感じられるかもしれません。繰り返しになりますが、わたし自身は夜だけ糖質を制限した食事をして痩せる方法を選びました。
しかし、ダイエット方法は千差万別。いろいろあります。…これも繰り返しですが、とても大切なことなので、繰り返します!
わたしにとってのベストチョイスが、このブログを読んでくださっているあなたのベストチョイスとは限らないので、ご自身がやりやすい方法を選んでいただけたら、と思います(やりやすい=合っている、と考えてください)。
◇ダイエットをしていない方にも野菜はおすすめです
ここまで読んでくださった方のなかには「わたしはダイエットをしていないから、関係ないわ」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ダイエットとは無関係の方も、やはり「野菜を食べましょう!」と力説したいです(アツクルシイけれど)。ヲタクだから? まあ、そうなのですが、そこを抜きにしても、です。
やはり健康的な生活をおくったり、きれいに過ごしたりするために、お腹がスッキリしていることは重要です。
そもそも、便秘って不必要なものを身体にためこんでいるような状態ですよね? わたしの場合、「なんとなく不調」を感じると書きましたが、「なんとなく」でも「不調は不調」です。
不調はないに越したことはない、と考えるのですが、皆さんはいかがですか?
もちろん、野菜だけ食べていれば健康か、というとそうと言い切れないのですが(野菜以外の食べ物だって健康維持には必要です)、こと便秘にかんしていえば野菜や水分は大切だと、わたしは考えています。
■ダイエットをしていなくても便秘に悩んでいる女性なら、野菜を味方にしてしましょう。野菜はあなたの身体にやさしく寄り添ってくれます。
野菜を食べなくては。
このように「ねばならない」と考えると、なかなかハードルが高いと感じます。
わたしは野菜が好きですし、ヲタクなので、野菜を食べます。
でも、それは書いたように「好きだから」であって、「食べなくてはならないから」ではありません。
多くの人が経験したことがあると思うのですが、「ねばらない」となった瞬間に、嫌度が増しませんか?
でも、便秘を解決してキレイになるモトだと思えば、野菜を「いい人だ」と思えませんか? まあ、野菜はいい「人」じゃないのですけれど、気分的には「いい人」です(笑)。
どうでしょうか?
栄養がうんぬん、食物繊維がうんぬん…というより、便秘を解決してくれるキレイのモトを味方につけよう、という提案なら受け入れやすくなりませんか?
ダイエットしていても、していなくても、わたしたちの身体をサポートしてくれる存在として野菜をおすすめします。
野菜推し!
■まとめ
いかがでしたか?
野菜でお腹がスッキリ。お肌もキレイ。いいこといっぱいです。
1.ダイエット中に便秘になりやすいのは、食べる量が極端に減っているから。
2.食べるダイエットでは、食べる量を減らさないので、カロリーベースのダイエットとはちょっと違う。野菜も食べるので、便秘になりにくい。
3.野菜は食物繊維と水分が含まれているから、便秘を解決するための食べ物としておすすめ。
4.ダイエットに関係なく、便秘知らずのスッキリお腹で元気とキレイをキープしましょう。
ダイエットの観点からでなく、「なんとなく不調」という残念な状態をいかに解決するかはとても大切です。特別な薬を飲むわけでなく(もっともひどい場合には医師の診断を仰ぐ必要がありますよ)、身近な野菜(しかも美味しい)で解決できたら、こんなに嬉しいことはないですよね。参考にしていただけたら嬉しいです。
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