日本で唯一の「ゆるベジらく膳やさい料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
そして、最近は「新感覚!食べるダイエット」に挑戦中のダイエットチャレンジャーでもあります。
さらに書くと、実際にオリジナルメニューで腹囲マイナス10センチを達成した「ダイエットできちゃった」人でもあります。
でも、最近は「リバウンド」という言葉が現実にならないように、冷や冷やしてもいます。だから、もうちょっとダイエットは継続中のアラフォーです。
Contents
■ダイエットと水の関係。「1日2リットルの水を飲みましょう」とも聞くし、「水太り」という言葉もあります。本当のところはどうなの?
ダイエットを始めると、口にするものが気になります。
食べ物はもちろんですが、アルコールもジュースも気になります。さらに真面目な方ほど、水でさえ「どのくらい飲んだらいいのだろう」と気になります。
わたしの場合、気になるというより、水とダイエットの関係性を知りたくてたまらなかったです。
よく耳にするのが、「1日に2リットルの水を飲みましょう」というもの。ダイエットとは少し外れますが、わたしのパートナーは諸事情により医師の指導で「2リットルの水」をせっせと飲んでいます。ダイエット目的ではないのですが、「1日2リットルの水」というのは、ひとつのキーワードのように登場しています。
ダイエットに関連する書籍は、それこそ山のようにあってせっせと読み漁って、わたし自身もいろいろな手法を学んでいるのですが、やはり複数の書籍で「1日2リットルの水がおすすめ」という言葉が登場します。
一方で、「水太り」という言葉も聞きます。水太り…水でも太るってことなの~っ!!と、叫びたくなるような言葉です。恐ろしい…。
飲むことをおすすめされたり、飲まないようにおすすめされたりしているようで、どっちがいいのよ、と聞きたくなる、正しいことを知りたくなる、というのがわたし自身がダイエットを始めた時の感覚です。
皆さんは、どのように感じますか?
この記事は、
1.ダイエットをしていて、水をどのくらい飲んだらよいのか迷う方
2.1日2リットル飲め、という文言に振り回されて疲れちゃった方
3.水太りが怖い方
におすすめの内容です。
■ダイエットはいろいろな方法があるから迷います。水についても、さまざまな考え方があります。
先ほど書いたように、ダイエットに関する情報はそれこそ山のようにあります。その数といったら、無限じゃないかと思います。
わたし自身は「糖質制限ダイエット」「夜だけ糖質を制限する食べるダイエット」を実践していますが(実際、それでうまくいっていますが)、それが万人にとってのベストだとは思っていませんし、そのようにおすすめすることもありません。
ダイエットはライフスタイルや、その方の大事にしているものや好きなものが大きく関係します。
たとえば…実際にダイエット講座を受講されている方のなかには、いろいろな方がいます。
1.お仕事で身体をものすごく使うから、間食と炭水化物は絶対に必要。とくに炭水化物を切らすと力が出ない。
2.時間優先。調理にはあまり時間をかけたくない。
3.食事を楽しみたい。ワインも好き。
4.家族との食事を楽しみたい。だから、子供たちの好みも大切にしたい。
と、こだわりやご事情はさまざまです。
これに正しい、間違い、ということはありません。
それぞれの優先順に合わせて、わたしは食事のアドバイスをしますし、成果が出る方法を一緒にさぐっていきます。これが、わたし自身がおすすめしている2週間のダイエット講座です。
そのときに、やはり水については話題になります。
それぞれに寄り添ったアドバイスを差し上げるようにしています。そのときには、やはりわたしが実際に挑戦して得たものが影響しています。
■水を2リットル飲むってキツイ…。だからダイエットは失敗なの?
わたしがいちばん最初に挑戦したのが、「1日2リットルの水」。
これは、わたしにとってはかなりきつかったです。1.5リットル飲んだところでギブアップ。
もともとコーヒーや紅茶をガブガブ飲んでいるので、それをそのまま水にスイッチしたのですが、コーヒーはたっぷり飲めても水だけとなると難しいです。
わたしは手首や腰を傷めたことがあって(過去には膝も傷めていますが、それは完治することがなくゆるゆると付き合っています)、今もリハビリをしています。トレーナーの先生に見て頂くこともありますが、自分でストレッチをしたり、運動をしたりしています。
運動をするときだけは、水を飲みます。けっこうしっかり動いたときにはまだ飲めるのですが、それでもコロナで途絶えがちなので、やはり難しいです。
そして、「水は1日2リットル飲むのがおすすめ」という言葉が頭にあると、飲めないだけで、なんともいえない挫折感が漂います。水を飲めなかったから、ダイエットは失敗なの? という感じです。
水が飲めない、という事実よりも、「飲めないことをダメといわれている感じ」が苦手でした。もっとも、そういうことをいう指導者はいないだろうと思いますから、わたしの内側の問題なのでしょうけれども。
水に関しては個人差があります。わたしと同じように「飲めない」と感じる方もいれば、楽にスルスル飲めますよ、という方もいます。
そういう方は、水を飲む方法があっているのだと考えてください。
■そもそも代謝が落ちる40代。水でさえ太る…?
アラフォー世代で話題になるのが、「代謝が落ちた」という実感。この「代謝が落ちている実感」が、「水太り恐怖」のトリガーになっているように感じます。
わたし自身も、同じです。
なにしろ、これまでと同じように食べているだけでは、太ってします。体重が増えなくても、体型がなんとなーくモッサリしてします。重力に負けた身体になってしまう。
たかが水。されど水。
でも、口にするものすべてが気になるダイエッターには、水でさえ太るかも…とも思えてしまいます。
水太りとはそもそもどういう状態のことをいうのでしょう。
調べても、確かな定義のようなものはわかりませんでした。ただ、いろいろなシーンで言われている水太りに共通しているのが、次のとおりです。
◇水太りの原因は、水の代謝の悪さ
水はわたしたち人間の身体に必要なものですが、必要以上にため込んでしまうとさまざまなトラブルの原因になると言われています。
トラブルを具体的にあげると…
1.むくみ
2.冷え
このふたつに大別できます。
とくに夕方になって脚がもったりした感じになると悩んでいる方は、むくみの症状がでていると考えてよいでしょう。
むくみは不快感をともないます。これ、気持ち悪いです。
わたしの場合(過去に経験があります)、下半身がひどくむくんでいるときは、脚が太くなり、ぼわーんとした痛みがありました。
また、冷えはダイエットの敵です。
一般によくいわれるのが、冷えていると脂肪が燃焼しにくい、ということ。
糖質制限ダイエットとも無関係ではありません。糖質を制限して、太るモトが身体に入らないようにすると同時に、すでに持っている脂肪等をエネルギー源として使うのが糖質制限ダイエットの根底を支えている考え方です。そこに冷えが入り込むと、この一連の流れがスムーズに進みません。冷え対策をしたほうがスムーズです。言い換えれば、冷えないほうが確実に痩せます。
その意味でも、水対策は必要です。
ただ、ここから言えるのは、水は飲んでもため込まずに、必要に応じて排泄できれば「水太り」にはならない、ということです。
野菜のなかには、余分な水を排出するのにパワーを発揮するものもあります。水太り対策におすすめの野菜は…
1.ウリ
2.キュウリ
3.ゴーヤ
これらの野菜に含まれている「カリウム」という成分に注目してください。カリウムは水分代謝をするのに役に立つ成分です。これらを上手に食べながら、水のスムーズなながれを身体の内側からつくっていくとよいと思います。
■実際にダイエットをして、体脂肪を7パーセント落とした人は、水を特別視しませんでした
わたし自身、ダイエットをしていて水を1日2リットル飲むことを早々に諦めました。
そして、水を特別視することも辞めました。
水を飲むことばかりに振り回されるのが嫌だなぁ、と感じたからです。でも、ダイエットは続けたかった。
だから、わたしは思い切って「水を2リットル飲む」という項目を自分のなかで外しました。
ただ、意識して水なり、お茶なりを飲むようにしました。
以前、健康診断の際に熱中症の話になり、「のどが渇いたと感じるときにはすでに遅いので、その手前で飲むように意識してくださいね」と指導していただいたことがあります。そのため、ちょっとだけ意識して早めに水を飲むようにしていました。
それでも体型は変わったので、1日2リットルの水でなくてもいいのだろう、と考えています(自分の身体は決して欲してはいませんでした)。
◇例外はアルコールを飲む際の水。水はダイエット中のアルコール摂取におすすめです!
ただ、アルコールを飲まれる方の場合はちょっとだけ意識を変えてみてください。
アルコールは一般的に利尿作用があります。アルコールを飲むことで、水分をドンドン排出したくなってしまう…すると、いわゆる血液ドロドロ状態になるわけです。
それを戻すには、やはり水が必要です。アルコールと飲む前後、あるいは最中も「チェイサー」として召し上がってくださいね。
アルコールを飲んだ翌日に、顔や手足がむくんだ経験がある方もいるでしょう。これ、水が足りず、水のめぐりが悪いから、です。水を飲みましょう! 飲んでくださいね。
■ダイエットのコツをさらにしりたい方はステップメールへご登録ください。
ダイエット中は、平素とはちょっと異なる食生活を意識する必要があります。
いつもと同じだと、身体にまったく負荷がかからないからです。負荷ゼロでは、ダイエットにはならないのです(残念ながら!)。
大きく変えるというより、ちょっとしたコツを抑えて変えるのです。そのコツをステップメールでご案内しています。
よかったら、この機会にぜひご登録ください。
■「ダイエットと水の関係」「ダイエット中のおすすめの水の飲み方」のまとめ
いかがでしたか?
ダイエット中のおすすめの水の摂り方のヒントになったでしょうか?
この記事の要点をまとめると
1.ダイエット中は水2リットルを飲めなくても大丈夫
2.量にこだわるより、のどの渇きを覚える前に適宜飲んでください
3.水太りの原因は水のめぐりがわるいこと。カリウムを含んだ野菜を食べましょう
4.アルコールを飲む方は、さらに意識して水を飲んでください
皆さんのヒントになればとても嬉しいです。
ところで、ベジ楽では毎週火曜日に野菜に関するお得な情報をラインで配信しています。
野菜のムフフ情報です。よかったら、こちらもご登録ください。