日本で唯一の「ゆるベジらく膳やさい料理教室」【ベジ楽】の林佳代子です。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳料理」を楽しんでいます。
そして、最近は「新感覚!食べるダイエット」に挑戦中のダイエットチャレンジャーでもあります。
さらに書くと、実際にオリジナルメニューで腹囲マイナス10センチを達成した「ダイエットできちゃった」人でもあります。
でも、最近は「リバウンド」という言葉が現実にならないように、冷や冷やしてもいます。だから、もうちょっとダイエットは継続中のアラフォーです。
Contents
■梅雨です。湿気があってジメジメです。暮らしも食も対策しましょう。麵が美味しいのですが、めんつゆに頼りたい方は実は少数派!?
6月になり、わたしが暮らす福岡では梅雨らしいお天気も見受けらえるようになりました。
皆さんのお住まいの地域はいかがでしょうか?
今年はコロナ対策もあり、換気が推奨されています(コロナに関係なく、換気は大切ですけれどね)。湿気はジメジメとした不快感に繋がります。エアコンの除湿機能を使いたくなります。
このあたりのバランスは、日本中の課題になりつつあるように感じます。いえ、日本だけではありませんね、世界的に、と言い換えてもよいでしょう。
ところで、梅雨になって湿度が高くなってくると、身体が湿気に対策しようとして「さっぱりしたもの」を食べたくなる方が多いようです。
わたしも、そうです。
皆さんとお話をしていると、関東圏にいたときには「うどん」という声も「そば」という声もありましたが、福岡や佐賀に暮らしてからは「うどん」という声が圧倒的多数です。
なかには「冷やし中華」という方もいらっしゃいますが、割合としては関東も九州エリアもあまり変わらないように感じます。
皆さんは、さっぱりしたものが食べたくなりますか? うどん派でしょうか、そば派でしょうか?
わたしはどちらも好きです。基本的に「メンズキー」なので(笑)、麺類はなんでも美味しくいただきます。ただ、アラフォーになってラーメン率がさがっているのは、これはもう致し方ないものとして受けとめています。
■めんつゆはお手軽でとっても便利。最近は美味しいものも増えています。ただ、いつも同じじゃつまらない。
梅雨時期になると、店舗にはたくさんのめんゆつが並びます。文字どおり「ずら~り」と並びます。どれを選ぼうか、と迷ったことのある方もいらっしゃるでしょう。
わたしは、いつも「お手軽だし、ひとつくらいあってもいいかなぁ」とたいてい梅雨時期に売り場をウロウロします。そして、たいてい買わないで済ませてしまうのです。
というのも、理由がありまして。
じつはとても便利で美味しいと思っているのです。でも、食べきれずにカビをはやしてしまったことがあって…。
ビンのなかにプカプカと白いフワフワが浮いているのを見つけた時の衝撃といったら! もう声にならないような恐ろしさと、なにより罪悪感がたまりませんでした。
そうなのです。罪悪感がとても大きかったのです。
だから、毎年のように売場にいって「めんつゆって便利よね」と思いつつ、最後の最後で手に取らずに終わる、ということをもう何年も繰り返しています。
というわけで、今回の記事は
1.冷蔵庫で保管するめんつゆ。便利だけれど、場所も塞ぐし、そのぶん麦茶やら何やらを冷やしたいから躊躇してしまう方
2.梅雨の湿気たっぷりのジメジメ期には、さっぱりしたものを食べたい方
3.梅雨の湿気でなんとなく調理にやる気が出ないから、短時間で済ませたい方
におすすめの内容です。
■ めんつゆ以外にも梅雨の湿気に負けないさっぱりとした麵の食べ方はいろいろあります。
めんつゆを上手に使いこなせる方は、いろいろな用途で使われていらっしゃいます。麵はもちろんのこと、煮物のだしとしてもドレッシングの素材としても、たくさんのシーンで上手に取り入れられています。創意工夫ですね。
いつも上手に使いこなしている方のアイデアを聞いては、感心しています。
ここでは、めんつゆを使いきれない方も読まれているということで(なによりわたしがこのタイプですから)、めんつゆ以外にも梅雨の湿気に負けないさっぱりとした麵の食べ方についてご紹介します。
◇梅干しでさっぱり
梅雨の湿気に負けないさっぱり感といえば、梅干しの右に出る食材はないでしょう。
方程式は【梅干し+削り節+しょうゆ+はちみつ】です。
方程式なので、数字は好みで変えてください。これに【×わかめ、ちりめんじゃこ、おぼろ昆布】などは最強です。野菜でいうなら、青じそやミョウガがぴったりです。
梅干しのタネを取り除き、包丁で果肉を細かくたたきます。メンドウだったら、手でパパパッとちぎっても構いません。
小さくした梅干しに削り節やしょうゆ、はちみつを入れてぐるぐる混ぜます。
さっぱりつけ麺です!
これはおいしい。梅干しをソルダムや貴陽などのスモモにかえても美味しいです。さわやかです。色がきれいで、うどんがおしゃれです!
ぜひ試してみてください。
◇ドレッシングで爽やかに
ご家庭に市販のドレッシングがあるのなら、それを使うのもおすすめです。
「麺類なら、基本的になんでもいいですよ」とお話をすると、驚かれることもあります。「蕎麦にもドレッシングですか?」と。でも、サラダ野菜と合わせると馴染みます。わたしはすりおろした山芋をさらに追加することもあります。ボリューム満点ですが、食いしん坊の私にはちょうどよいのです。ちなみに、目玉焼きをポンッとのせることもあります。
ボリュームを出したい方は【×山芋、卵、ツナ、ハム】などもおすすめです。
梅雨の湿気にやられているときこそ、パワフルにさっぱりできます。
野菜でいうなら、枝豆やトマト、リーフレタスあたりが相性抜群です。
ドレッシングの種類はなんでも構いません。ただ、一般に市販のドレッシングは味つけがしっかりしているので適量を使われるようにしてくださいね。
もちろん、市販のドレッシングでなくてもよいのです。手作りできるなら、それはそれでお手軽です。わたしもどちらかというと、手づくり派です。
…めんつゆ同様、ドレッシングも使いきれないことが多いのです。途中でいろいろな味を食べたくなって浮気をしてしまうので、食べきれたことがありません。ダメにしてしまってモッタイナイ!と悔しがったことが何度もあります。
だから、食事のときにドレッシングを多めに作っておいて冷蔵庫で保存。翌日のランチタイムにサラダ麵にかけていただくことも多々あります。おすすめです。
◇オリーブオイルでおしゃれに
オリーブオイルと麵もあいます。
パスタのイメージです。
イタリアンでは皆さんは当たり前のように【麵+オリーブオイル】を楽しんでいらっしゃるのですが、うどんや蕎麦、中華麺となると途端に敬遠されるようです。
でも、考えてみてください。
パスタもうどんも小麦繋がりです。だから、相性はいいですよ。
オイルってさっぱりしますか? 梅雨の湿気にオイル?
と、疑問に思われる方はぜひ試してください。
方程式は【オリーブオイル+しょうゆ+酢(もしくはレモン果汁)】です。
魚介との相性もいいのです。【×サーモン、イカ、エビ、オリーブの実】こんな組み合わせもおすすめです。
相性のよい野菜はオクラ、ニンジン、ネギなどなど。
ほかにもまだまだあります! 語りつくせませーん!!
でも、梅雨にさっぱり。湿気を感じるときこそ、ご機嫌で麺をめんつゆも、めんつゆ以外も上手に組み合わせてほしいな、と思います。食卓が豊かになります。
■野菜の魅力を知っていれば、さらに美味しく豊かな食事を楽しめます。めんつゆ以外の選択ができると、料理はさらに楽しい。梅雨の湿気も怖くない!
おすすめの組み合わせについて前述しましたが、野菜は麺類のいずれとも相性がよいです。
ときに麺をおしのけて主役になり、さっぱり度をグンと高め、食欲もしっかりキープしてくれます。
湿気があると食欲が落ちてしまいがち。梅雨時期に体調を崩すと、そのまま夏バテになってしまうことも。
このマイナスループには陥りたくないですよね。わたしはイヤです!
だからこそ、早めに手を打つ! ではなく、早めにしっかり食べる!
野菜のさっぱり力を上手に取り入れてください。
湿度の高い梅雨であっても、皆さんが健やかな毎日を過ごすためのヒントにしていただけたら、と願っています。
■オンライン講座で、めんつゆ以外にも野菜もいっしょに食べられる麵の食べ方を学んでみませんか?
そうはいっても、どの野菜をどのように組み合わせてさっぱり麵を楽しめるのか、めんつゆ以外の方法をもっと詳しく知りたい、と感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方には、7月のベジ楽のオンライン講座がおすすめです。
レタスを扱うのですが、デモンストレーションでビックリするほど簡単で、でもひっくり返るほど美味しいさっぱり麵とのコラボレーションをご紹介します。
本当にびっくり!
梅雨のジメジメとした湿気にも負けずに、ツルツルと楽しめます。
めんつゆも美味しいのですが、めんつゆを切らしてしまったときや、わたしのようになかなか使いきれずに持て余し気味の方にもヒントになること請け合いです。
単発でもご受講いただけます。
こちらよりお申し込みいただけます。
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■まとめ
いかがでしたか?
メンスキーによる、めんつゆ&めんつゆなしで楽しむ麵の話をまとめると…
1.いろいろな種類があるめんつゆ。とくに梅雨の湿気をジメジメ感じるようになると店頭にずらりと並んで選べます。
2.めんつゆは便利だけれど、めんつゆ以外にもさっぱりと麵を楽しむ方法があります。
3.お手軽な方法をいくつか紹介します。
4.野菜を組み合わせるとさらに美味しいです。
5.湿度に負けないさっぱり麵を生み出す野菜についてもっと知りたい方はベジ楽のオンライン講座がおすすめです。
6.梅雨の湿気に負けて食欲が落ちてしまうと、そのまま夏バテになってしまうこともあるので、要注意です!
ジメジメとした湿気を感じる梅雨が終わるまでには、もうしばらくかかりそうです。
めんつゆも、めんつゆ以外も、上手に利用して美味しく楽しく、元気にお過ごしくださいね。
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