やさい薬膳料理教室「ベジ楽」の林かよこです。
福岡・姪の浜で今日も「ゆるベジらく膳」を楽しんでいます。
今日は、閑話休題。
先日、友人と訪れたカフェについて書こうと思います。でも、それだけではつまらないので、コーヒーと牛乳の薬膳的効果についてもご紹介します。
■ムーミンカフェ
先日、友人と福岡市内某所にお出かけしてまいりました。といっても、終日の~んびりというわけにはいかなったのですが、それでも楽しいひと時でした。
女性の多くが、「おしゃべり」でパワーチャージをするとおもうのですが、わたしも同じです。
彼女とのおしゃべりで、元気をいっぱいもらいました。
おしゃべりにプラスして、人を元気にするのは「食べ物」だと思います。
食べる行為もまた、パワーチャージになりますね。
実はわたしが密かに(?)狙っているのが、「ベジ楽パワースポット化」です。
食べるとしゃべると、そこに笑うを加えて、レッスンにいらっしゃる方のパワースポット的存在になることを目指しています。
今回、食後にふらりと立ち寄ったのが「ムーミンカフェ」です。
もともとわたしはムーミン好きです。出合いはアニメーションでしたが、アニメではそこまではまれず。
その後、小学生から中学生にかけて読んだ原作にガッツリはまりました。哲学を感じさせる独特の世界観に、見事にはまってしまった次第。
今も、ムーミンワールドをこよなく愛しています。
立ち寄ったムーミンカフェで、友人もムーミンワールドが大好きなことがわかり、そこでもまた盛り上がったのですが。
そこで、オーダーしたのが、こちら↓↓↓↓↓
数あるキャラクターのなかでも、リトリミイが大好きなのです。
余談ですが、スナフキンとミイが異父兄妹であることを意外と皆さんご存知ないようです。
(ほら、この話がでてくるあたりがマニアでしょう??)
■カフェラテと薬膳
せっかくですから、カフェラテを薬膳で見てしまいましょう。
薬膳で分類すると、コーヒーは「平・苦」。
そして、身体の「心・肺」を補います。これは、身体のどこに効くか、という意味になり、薬膳では「帰経(きけい)」という言葉で表します。
心と肺を補うので、精神を安定させるのと同時に気分を高揚させることも期待できます。
カフェインも入っているので、眠気覚ましとして飲用することも。
ただし、どちらかというと身体を冷やしてしまうので、冷え性の方はほどほどにしたほうがよいですよ。
カフェラテに欠かせない牛乳は、薬膳では「平・甘」です。
この性質は、チーズやヨーグルトに変化してもほとんど変わりません。ただ、「酸」の要素も加わります。
甘は緊張を緩め、リラックスさせることを意味します。
精神を安定させて寝つきをよくするとも言われています。
心や肺を補うので、喉や胃腸を労わる効果を期待できます。これらをうるおすことによって、同時に肌もうるおいますから、美肌効果を期待できますね。
現代栄養学の視点でいえば、牛乳はカルシウム摂取を期待できる食べ物です。カルシウムは骨や歯の生成に必要な栄養素として、ご存知の方も多いと思います。
ただし、日本人をはじめとする、アジア人のなかには、牛乳を消化する力が生まれつき弱い方もいます。牛乳を飲むとお腹がゆるくなったり、胃に不快感が残ったりという経験のある方は、もしかしたらこれに該当するかもしれません。
ご自身が該当する場合は、牛乳の摂取を控えてくださいね。
カルシム摂取をあきらめるというわけではないので、牛乳を摂らない分、ちりめんじゃこなど他の食品を意識して食べてみてください。
■ベジ楽 パワースポット化計画⁉
先ほどもチラリと書きましたが、ベジ楽では「食べる」「しゃべる」「笑う」、それに「学ぶ」をプラスして、パワースポット化をめざしています。
訪れてくださった皆さんの「明日のきれいと元気の素」を生み出せたら、こんなに嬉しいことはありません。